韓国の人気K-POPグループaespaのカリナさんが、SNS投稿と日本の授賞式でのスピーチをきっかけに韓国で炎上しました。
今回の騒動は、たまたま着ていた「赤い2番」のジャンパーが、韓国大統領選の与党候補を連想させたことが発端。
その直後の日本の授賞式では、スピーチ中に笑ってしまった様子が「軽率」と捉えられ、批判の的に。
日本では可愛いハプニングとして受け入れられた一方で、韓国では政治的な空気の中、厳しい声も多くあがりました。
- カリナが炎上した具体的な経緯
- 日本と韓国での反応の違い
- カリナと事務所の対応
- K-POPアイドルが抱える政治的リスクとは?

何がそんなに問題だったの?
カリナ 炎上の理由まとめ!
カリナさんが炎上した理由は、韓国の大統領選を前にしたタイミングで「赤い2番」が目立つジャンパーを着用した写真をInstagramに投稿したことです。
#aespa カリナ、SNS投稿を急いで削除… 大統領選情勢「政治色警告」
— keitadj (@keitadj3) May 27, 2025
問題となったのは、斜めのストライプの色と胸に刻まれた数字「2」だ。これは国民の力のキムムンス候補への間接的な支持表明だとされた。赤は国民の力のカラーであり、数字「2」はキムムンス候補のシンボルだ pic.twitter.com/drGJpTyZvt
- 与党「国民の力」のイメージカラーは赤色
- ジャケットの「2」は金文洙(キム・ムンス)候補を表す数字
- 投稿にあったばらの絵文字は国民の力の支持者であることを示す絵文字で支援者が主に使用
韓国では選挙前に、芸能人が政治的と捉えられる行動を避けるという暗黙のルールがあります。
そのため、赤色と2という数字が与党候補を連想させたことで、
「政治的意図があるのでは?」
という誤解を招きました。
つまりaespaのカリナさんは軍隊を私物化して内乱起こした与党を支持したと韓国で見られてしまったということです。
カリナさん自身はまったくそのつもりがなかったと釈明しており、投稿はすぐに削除されました。SMエンターテインメントも「誤解を招く意図はなかった」と公式に説明し、今後の対応も約束しています。
こうした背景から、政治的センシティブな時期の発信には、想像以上の注意が求められるという教訓が浮き彫りになりました。
次に、このトラブルの後日本で開催された授賞式スピーチでも炎上してしまったことについてみていきましょう。
赤い2番とスピーチが韓国で物議を醸す!
버블 몇시간 지나고 바로
— 클레오파트라명언봇 (@gimmepurr) May 28, 2025
카리나랑 윈터 저렇게 한참 낄낄대서 수상소감도 못하고 박장대소 하다가 내려감 ㅋㅋ
더말은안하겟음 https://t.co/U2szgjImj7 pic.twitter.com/Js4YOxq8QW
特に問題視されたのは、この出来事が「赤い2番ブルゾン騒動」の翌日だったことです。
すでに政治的誤解で注目を集めていた中での軽率な態度と受け取られ、
「反省していないのでは」
との批判が殺到しました。
日本では
可愛い
微笑ましいハプニング
と好意的に受け止められましたが、韓国では
授賞式でふざけるなんて
とネガティブな反応が目立ち、日韓の温度差が際立ちました。
次は、ファンの反応とKPOP界への影響についてみていきましょう。
ファンの反応とK-POP界への影響!
今回の騒動に対し、ファンの間では意見が分かれました。
- カリナは悪くない
- 政治に巻き込まれてかわいそう
- 軽率だった
SNSでは
#ProtectKarina
のハッシュタグで応援の声が広がる一方、ファンダム内での対立も見られました。
また、SMエンターテインメントの対応や管理体制にも注目が集まっています。
K-POPアイドルはその影響力ゆえ、どんな些細な行動も政治的・社会的に解釈されるリスクを抱えています。
特に選挙や社会的なイベントの時期には、そのリスクが顕在化しやすいです。
この一件は、カリナさん個人だけでなく、K-POP全体が直面する「表現と誤解」の課題を象徴する出来事となりました。
よくある質問とその答え
Q: なぜカリナさんのジャンパーが炎上したのですか?
A: 赤色と「2」という数字が、韓国大統領選の与党候補を連想させたためです。選挙前という時期も重なり、政治的な意図があると誤解されたことで騒動に発展しました。
Q: 授賞式でのスピーチの何が問題だったのですか?
A: グループ名を噛んで笑いが止まらなくなった姿が「軽率」「真剣さに欠ける」と一部の韓国ネットユーザーに受け取られ、政治的な騒動直後だったこともあり批判が強まりました。
Q: 今回の炎上でaespaやK-POP業界に影響はありますか?
A: カリナさん個人への注目はもちろん、K-POP全体が持つ「表現の自由」と「社会的責任」のバランスに改めて焦点が当てられ、今後のアイドルの発信にも影響を与える可能性があります。




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