BTSのジョングクさんがリハーサル中に着用していた帽子が物議を醸しています。
問題となったのは、アメリカのトランプ元大統領のスローガン「MAGA(Make America Great Again)」を想起させる文字が刺繍されたキャップ。
この帽子を身につけた姿が報道されると、SNS上では「政治的な意図があるのでは?」「無意識でも問題では?」といった声が上がりました。
- 帽子が炎上した背景
- ジョングクの謝罪内容
- 韓国・日本のファンの反応
についてお伝えします。

除隊したばかりで炎上って何したの?
ジョングクが被っていた帽子のデザインとは?
BTSのジョングクさんが着用していた帽子が、SNS上で大きな話題を呼んでいます。


これは、2025年6月13日のJHOPEさんのコンサートリハーサル時に着用していたもので、写真が投稿されたことから一気に拡散されました。
帽子自体は日本初のユニセックスブランド「BASICKS/ベーシックス」によるものです。
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現在ZOZOTOWNの商品ページでは在庫なしとなっています。
続いては、この帽子がなぜ炎上に繋がったのかを詳しく見ていきます。
なぜジョングクの帽子が炎上したのか?
ジョングクさんがリハーサルで着用していた帽子が炎上した主な理由は、そのデザインにあります。


帽子に書かれていた
「MAKE TOKYO GREAT AGAIN」というフレーズが、アメリカの元大統領ドナルド・トランプ氏のスローガン「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」を想起させる
として、一部のファンやネットユーザーが敏感に反応しました。
このスローガンは、排他的な思想や強いナショナリズムと結び付けられることもあり、日本や韓国を含む国際的なファン層からは「差別的」「政治的メッセージに見える」と批判が相次ぎました。
また、「東京を再び偉大に」と訳せるこの文言が、日本の一部極右層が好んで用いる表現とされおり、炎上に拍車をかけました。
ジョングクさん自身がこの帽子をどのような意図で選んだかは明かされていませんが、影響力の大きさゆえにちょっとしたファッションアイテムも議論の的となる状況が、今回の騒動を生んだと言えるでしょう。
次は、ジョングクさん側や事務所の対応、公式コメントについて見ていきます。
ジョングクや事務所の対応は?Weverseでの謝罪内容とは?
謝罪文では、ジョングクさんは
「帽子のデザインに関して十分な配慮が足りなかったことを反省している」
「不快な思いをさせてしまった方々に深くお詫び申し上げます」
と謝罪しています。
さらに、「意図はまったくなく、今後はもっと慎重に行動する」との意向を示し、ファンに対しても理解を求める姿勢を見せました。
所属事務所であるBIGHIT MUSICからの公式声明は現在のところ出ていませんが、ジョングクさん本人が自ら謝罪したことで、一定の誠意が伝わったと受け止めるファンも多く見られます。
一方で、「そもそもなぜそのような帽子を選んだのか?」と疑問を持つ声や、「すぐに謝罪したことは評価できる」という肯定的な意見など、ネット上ではさまざまな反応が続いています。
追記:ブランド側が釈明
6月14日BASICKS(ベーシックス)側は、Instagramのストーリーズを更新し今回の騒動について釈明しました。
日本語訳:
「不快な思いをされた方には心からお詫び申し上げます。私たちは、ファッションを通じてアイディアを表現する自由を信じています。このデザインは政治的な姿勢を伝えるものではなく、東京のファッションシーンが繁栄することへの希望を象徴的に表現するものでした。」
謝罪の言葉を述べ、政治的意図はなかったとのことです。
韓国や日本のファンの反応まとめ
ジョングクさんがリハーサル中に着用していた帽子のデザインが物議を醸した今回の件。韓国や日本のファンの間でも、さまざまな反応が飛び交いました。
- 「なぜあの帽子を選んだのか理解できない」
- 「BTSのメンバーとしての自覚が足りないのでは」
- 「彼が悪意を持っていたとは思わないが、軽率だった」
といった厳しい意見が多く見られました。
- 「すぐに謝罪してくれたのは良かった」
- 「ジョングクに悪意はなかったと思う」
- 「炎上させるほどのことなの?」
という比較的冷静で擁護する声も目立ちました。
国によって温度差はあるものの、共通しているのは「ジョングクに悪気があったわけではない」という点を信じたいという思いです。
続いては、今回の騒動がジョングクさん自身やBTS全体にどのような影響を与えるのか見ていきます。
ジョングク側の対応と今後の影響は?
ジョングクさんがWeverseでいち早く謝罪したことにより、騒動の沈静化は一定程度進んでいると見られます。
しかし、今回の帽子に関する問題は「偶然では済まされない」とする声も一部にあり、
所属事務所BIGHIT MUSICは公式声明を出していないため、メディア対応や危機管理体制に対する指摘も出てきています。
また、ブランドやスポンサーとの関係に与える影響も注目されています。


特に海外での活動が多いBTSにとって、ファッションや発言の一つひとつが国際的な反応を呼ぶリスクがあるため、今後はより一層の慎重さが求められるでしょう。
一方で、ファンの多くはジョングクさんの誠実な謝罪に理解を示しており、「今までの努力や姿勢を信じたい」という声も多数上がっています。
今後の活動でどのように信頼を回復し、前向きな姿勢を見せていくかが注目されます。
よくある質問(Q&A)
Q: ジョングクがかぶっていた帽子にはどんな問題があったの?
A: 問題視された帽子には「MAGA(Make America Great Again)」の文字があり、これはドナルド・トランプ前米大統領のスローガンとして知られています。政治的な意味合いが強く、さまざまな議論や対立を呼ぶ可能性があるため、物議を醸しました。
Q: ジョングクはなぜその帽子をかぶっていたの?
A: ジョングク本人はWeverseで「帽子の意味を知らずに着用してしまった」と説明し、すぐに謝罪しました。悪意はなかったとされ、ファンからも理解を示す声が多く上がっています。
Q: 所属事務所のBIGHIT MUSICは対応しているの?
A: 2025年6月時点で、BIGHIT MUSICは本件に関する公式声明を出していません。ジョングク自身の謝罪が先行しており、今後の対応が注目されています。
Q: この騒動でジョングクやBTSにどんな影響があるの?
A: 一部のファンから批判があったものの、ジョングクの迅速な謝罪によって多くのファンは理解を示しています。ただし、今後はイメージ戦略やブランドとの関係に慎重な対応が求められる可能性があります。




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