2025年8月、テレビ朝日アナウンサー井澤健太朗氏がニュース番組での一言をきっかけに炎上しました。
きっかけは、広陵高校野球部の暴力事案を報じる中での「SNS投稿の影響力」に関するコメント。
この発言は一部視聴者から加害者より投稿者を批判していると受け取られ、SNSで大きく拡散されました。
炎上の背景には、2019年の大津事件での質問対応が被害者への配慮に欠けると批判された過去も関係しています。
- 井澤健太朗アナ炎上の経緯
- 大津事件との関連
についてお伝えいたします。

前にも炎上してたの?
井澤健太朗アナ炎上の理由と背景


2025年8月11日、テレビ朝日アナウンサーの井澤健太朗氏が、ニュース番組「スーパーJチャンネル」での発言をきっかけに炎上しました。
取り上げられたのは、広陵高校野球部での暴力事案。
上級生が下級生に暴力を振るったとされる内容がSNSで拡散され、同校は夏の甲子園を辞退しました。
このニュースの中で井澤アナは、「被害を受けた方が納得できる調査、対応が必要」と述べたうえで、
「それとは別に、SNSの何気ない投稿が高校球児の夏を終わらせてしまうことも投稿前に考えてほしい」
とコメント。
この一言が、加害者よりSNS投稿者を批判していると受け取られ、多くの批判を呼びました。
SNS拡散と賛否両論
発言は番組放送直後からX(旧Twitter)で切り抜き動画として拡散。
- 責任の矛先を間違えている
- 被害者への配慮が足りない
といった批判が相次ぎました。
広陵高校の甲子園辞退についてアナウンサーが「SNSの何気ない投稿が高校球児の夏を終わらせてしまうことも投稿前に考えてほしい」。人権感覚を疑います。真逆です。加害者は被害者に転校までさせている。警察も法もおよばず、学校内に暴力が蔓延していればSNSに訴える他ない。pic.twitter.com/2Rg6wl0zKQ
— 藤井セイラ (@cobta) August 13, 2025
一方で、「誹謗中傷や特定行為を抑える呼びかけに過ぎない」という擁護意見もあり、議論は二分しました。
番組やテレビ朝日からの公式な謝罪や長文声明はなく、SNS上で誤解が解かれていません。
結果として炎上は数日間続き、ネットニュースやまとめサイトにも広く取り上げられました。
大津事件との関連
今回の炎上で、2019年5月8日に滋賀県大津市で発生した痛ましい交通事故が再び注目されました。
信号待ちをしていた保育園児と保育士の列に軽自動車が突っ込み、2歳の男児と女児が死亡、13人が負傷しました。
保育園側には過失がなく、防ぎようのない事故でした。
当時入社2年目だった井澤健太朗アナは、報道ステーションの現地取材で保育園の記者会見に参加。
泣き崩れる園長に対し
どんなコースでどこに行く予定だったのか
保育士はどういった対応を心がけていたのか
と質問しました。
このやりとりが被害者を責めるように聞こえると批判を受け、SNSで炎上。
園長を追及するような質問を先陣を切って行った印象が強まり、配慮に欠けるとの声が多数寄せられました。
この経験は、今回の広陵高校事件での発言への反発を強める背景の一つとなっています。



SNS時代において、報道発言は瞬時に切り取られ拡散されます。
言葉選びや文脈説明の重要性が浮き彫りになりましたね。
よくある質問と回答(Q&A)
Q: 井澤健太朗アナが炎上した原因は何ですか?
A: 広陵高校野球部の暴力事案を報じる中で、「SNSの何気ない投稿が高校球児の夏を終わらせてしまうことも投稿前に考えてほしい」と発言し、加害者よりも投稿者を批判していると受け取られたためです。
Q: 番組やテレビ朝日は謝罪しましたか?
A: 公開されている情報では、公式な謝罪会見や長文声明はなく、番組内での追加説明も限定的でした。SNS上で誤解が解かれることはほとんどありませんでした。
Q: 大津事件とは何ですか?
A: 2019年5月、大津市で信号待ちをしていた保育園児の列に車が突っ込み、2人が死亡、13人が負傷した事故です。保育園側に過失はありませんでした。
Q: 大津事件で井澤アナはなぜ批判されたのですか?
A: 記者会見で泣き崩れる園長に対し、コースや保育士の対応を質問し、「被害者を責めるように聞こえる」と批判を受けたためです。
Q: 炎上後の井澤アナはどうなりましたか?
A: 現在も番組出演を続けていますが、コメントがより慎重になったとの声があります。今後は発言意図や背景を丁寧に説明することが求められます。
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